若者向けのマーケット拡大が肝心

シュートモーション

スポーツの世界は、アスリートたちが自分の才能を伸ばしてライバルと誘い合うといった崇高な面があることも確かではあるのですが、大きなお金が動くビジネスとしての面もまた、大きな意味を持っていることも確かです。そしてスポーツビジネスにおいては、若者向けのマーケットを拡大することがとても大事なこととなります。

スポーツビジネスというと、まずはサッカーや野球などのプロリーグの運営がまず思い浮かぶでしょう。まずはそういったプロリーグの観客数を増やすためにも、若者に関心を持ってもらうことが重要です。独身者であれば趣味のためにお金を使うことが多いでしょうし、また家庭を持っている人であれば、家族を連れて球場を訪れてくれることが期待できます。

スポーツビジネスにおいて大きなお金が動く分野が、ユニフォームや応援グッズ、スポーツ用品などの様々な商品の販売です。そういった商品の開発や宣伝においても、若者に人気が出ることが大事になって来ます。彼らは趣味のためにお金を使いやすいだけではなく、仲間同士でおなじ商品を購入して身に付けたりといったように、その間で人気が拡大していくことが期待できるのです。また近年ではSNSの進化によってそういった傾向がさらに大きくなっているので、どうやって彼らの心をつかむかを考えることが、より重要になっているとも言えるでしょう。

スポーツビジネスの価値は非常に大きい

野球用具

スポーツビジネスというのは競技によってもマーケットの幅は変わってきますが、メジャーなものともなれば非常に大きな価値を持つものとなります。

日本で最も人気のあるスポーツのひとつである、野球で言えばプロ野球であれば試合を観客に見せる興行収入だけで非常に大きな収益をあげることができます。興行というのは宣伝にもつながるものですから、興行収入自体は赤字だとしてもそれを上回るだけの宣伝効果があれば十分に価値のあるものとなります。更にグッズやテナントの収入などを考えると、野球をビジネスにすることで莫大なお金が動くようになるのです。

プロ野球の人気が高まれば実際に自ら野球をしようとする人が増えますから、野球に関する用具が売れることになります。用具だけでなくスポーツ飲料が売れたり、サプリメントが売れたりすることになるので、野球ひとつとっても非常に幅広いビジネスチャンスが生まれます。

このようにスポーツビジネスというのは、関連するものが非常に多岐にわたるためマーケットとしては非常に大きいものとなっているだけに、チャンスは多く転がっています。大きな可能性があるだけに、多くの人や企業がスポーツを利用して利益をあげようとマーケットに参入をしてくるのです。