スポーツを支えるボランティア

投球練習

広いマーケットを持ち、ビジネスとしてのスポーツが成立する一方で、ボランティアの存在も忘れることができません。スポーツに関連するボランティアは試合や大会の管理に関わることも多く、スムーズな運営を行うためにも欠かすことができないでしょう。マラソンやサイクルなどの一般道路を使用する大会の場合は、通行人の安全を確保、選手の警備、見物客の整理とたくさんの仕事をこなすことになります。一般の参加者を受け付けている大会では、参加窓口や荷物の管理、場合によっては救護班なども行います。

活動する人の多くは、単純にその大会やスポーツが好きだからという理由で参加しています。金銭を受け取らず、手弁当でかけつけるその存在があるからこそ、小さな大会であっても問題なく最後まで楽しむことができるのです。中には自分もその競技をやっているからという理由で参加したり、事情があって大会への出場が不可能なため受付やゴミ拾いだけでもやりたいという方もいるかもしれません。

ビジネスライクに拡大しているように見えても、スポーツは基本的に人と人の触れ合いで成り立っています。無償の努力を続けるボランティアは、感謝を集める大切な存在となっています。