スポーツビジネスの経済効果はマーケット次第
日本でのスポーツビジネスの代表格はプロ野球、プロサッカー、大相撲になります。それら以外にも最近プロ化したバスケットボールを挙げる事が出来ます。
野球、サッカーのマーケットは大きく競技人口も現在も増加して居り、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人の各カテゴリーでリーグ戦を含めて活発な活動が行われています。それらの頂点となるプロリーグには沢山のファンが押し寄せ、テレビ放映、グッズの販売等順調に伸びて居り、経済効果も大きいと言えます。特にサッカーは現在ワールドカップロシア大会のアジア予選が行われて居り、日本チームの成績にハラハラドキドキの連続で国民の関心事になっているほどです。勿論海外での試合もテレビ中継され夜中に拘わらず多くのファンがテレビの前で応援しています。
又一部のスポーツバーでは大きな画面を持つテレビでお客様にサービスを提供しています。
大相撲に関しては若干旧態依然とした体質ですがある程度の経済効果は出ています。問題はそれ以外のスポーツです。ラグビーもプロ化していますが実際には依然として企業内スポーツクラブの領域から出ておらずマーケットが小さく経済効果にカウントできません。同じくテニスもマーケットが小さ過ぎます。
スポーツビジネスのマーケットでは収益が大きく向上
世界的に人気のあるスポーツでは、年々収益が向上していて、マーケットは拡大を続けています。とくにアメリカやヨーロッパなどで人気のコンペティションに関しては、ビジネスとしても発展しており、様々な収益源を確保していて、今後もさらなる成長が期待されています。
欧米のスポーツマーケットにおいての主な収益源としては、入場料収入やグッズの売り上げなどの、ファンから直接得られるお金と、放映権やスポンサー契約などで得られる利益とに分けられます。どちらもとても大きな金額になってきていて、とくに放映権やスポンサー料に関しては、破格の契約が次々に決まっていて、運営資金の柱となっていることが多いです。
近年アメリカのメジャースポーツでは、独自の動画配信サービスを展開するようになっていて、それらのサイトから得られる利益も注目されてきています。とくにメジャーリーグやWWEなどの配信サイトは人気が高く、加入者が増加しているので利益も上がってきています。
日本でもスポーツビジネスが色々と始まろうとしていて、Jリーグなどは放映権をネット業者に販売するなどしています。またプロ野球やBリーグなどもネットでの配信が主流となってきています。